アラサー女のノンセクブログ

非性愛のアラサー女です。

非性愛は、病気じゃない、治すとかじゃない。

 

世の中、LGBTというと、

同性愛、両性愛のイメージが強い。

 

しかし他にも、私みたいな非性愛者や、

無性愛者も割と世の中にはいるのです。

 

でもまだセクシャルマイノリティーの中でも、

認知度が低いのが現状。

 

非性愛、無性愛って聞くと、

人によっては「病気」みたいに思って、

「いつかエッチが出来るようになるよ!」

「本当に好きな人が現れれば大丈夫!」

「きっと治せるよ!」

とか平気で言ってくる人いますけど、

非性愛や無性愛は「治す・治さない」

とかじゃないんですよ。

 

非性愛である事、無性愛である事が、

「その人らしさ」「個性」なのです。

 

非性愛、無性愛じゃなくなるということは、

「その人じゃなくなる」

「存在否定」になるんです。

 

非性愛者や無性愛者が自分の周りにいたら、

「何かしてあげよう!」

と変に思わないでほしい。

 

「あなた、ノンセクシャルでしょ?」

とか、指摘・特定しようとしないでほしい。

 

誰かに何かしてほしいなんて、

誰もこれっぽっちも求めてないし、

非性愛、無性愛だと指摘・特定された瞬間、

異性愛者のその人から自分が、

仲間から排他された気持ちになるだけだから。

 

身近な知り合いの中で、

「もしかしたら非・無性愛者かなぁ…」

と思う人がいたら、

出来れば自分の心の中だけに留めて、

今までと変わらず、1人の同じ人間として、

平等に、普通に、変わらず、接して下さい。

 

非性愛者も、無性愛者も、

異性愛者(ストレート)と全く変わらない、

1人のただの人間なんです。

 

異性愛者は、たまたま異性を愛すだけ。

同性愛者は、愛す相手が同性なだけ。

両性愛者は、愛す相手が両性なだけ。

非性愛者は、性愛無く、人を愛すだけ。

無性愛者は、性愛、恋愛無く、人を愛すだけ。

 

ただ、それだけの違いなんですよ。