婚姻率は、1947年の1.20%がピーク。
それから徐々に下がり、2019年は0.47%。
生涯未婚率は、
1950年頃は男女ともに1.5%前後だが、
2040年頃には男性30%、女性20%にまで
増えていくと予想されているらしい。
離婚率は、2000年位が2.0%以上でピーク。
(江戸時代の離婚率はもっと高いそうで)
2000年以降は、減少傾向にあるようだが、
それでも3組に1組が離婚する時代。
1人の女性が一生の間に産む子どもの数は、
1945年の第一次ベビーブームは4.23人、
2019年は、1.36人だ。
1945年頃は、お見合い結婚6割、
恋愛結婚2割だったが、
2009年頃は、お見合い結婚1割未満、
恋愛結婚9割だ。
専業主婦率は、1985年は25%、
ここ約40年で共働き世帯が増え、
専業主婦世帯と数が逆転し、
未来の2026年には、専業主婦率は、
10%以下になる予想がある。
1日1日を普段通りに生きていると、
なんとも変わりばえしない世界だが、
今と何十年前とを比較してみると、
色々と変わってきていると実感する。
世の中は変わっていく。
良い方向にも、悪い方向にも、
どちらにも変わっていく可能性がある。
あの時世の中の多数派だった事が、
時代が流れて少数派になる事もある。
あの時はまだ珍しいと思われていた事が、
時代が変わって珍らしくなくなる事もある。
ここまでの話を聞くと、
今は自分が少数派の人間だとしても、
将来的に多数派の人間になるかもしれない…
と期待や希望を抱く人もいるだろう。
しかし自分の選んだ道が、
多数派の中にいるのか、
少数派の中にいるかは、
そんなに重要じゃない。
その時それが自分にとって、
1番だと思う選択・決断であれば、
多数派か少数派は関係は無い。
たまたまその決断が皆も選んだ選択だった。
たまたまその決断は他は選ばない選択だった。
ただ、それだけだ。
皆がこっちを選んでいるから、
私もこっちを選んでおこう。
皆はこっちは選ばないから、
私もこっちは選ばないでおこう。
こういう考え方も実際あると思うし、
こういう考え方をする時もあって良いと思う。
ただ、この考え方を無意識に続けていくと、
いずれ自分自身を見失う時が来ると思う。
あれ?自分って何がしたいんだっけ?
あれ?自分ってどこに向かいたいんだっけ?
あれ?自分で自分の事がよく分からない…。
今日から他人から映る自分を気にせず、
自分の本音・本心に耳を傾けよう。
自問自答する習慣を身につけよう。
他人の意見やアドバイスを聞くのでは無く、
まずは自分自身に常に問いかけてほしい。
「自分は何がしたいのか?
自分はどうなりたいのか?
自分の幸せの形とは何か?を。」
日本人は良くも悪くも、
周りの様子を伺い過ぎる。
あなたはどうしたいの?
あなたは何が良いと思う?
あなたはどっちが好き?
あなたはこれは嫌いなの?
海外に行けば当たり前のように聞かれる
自分の意見を述べたり、意思を伝えるための、
この質問に対し、曖昧に答える人が多い。
当たり前の事のようで、想像以上に難しい。
あなたが今選んだその選択は、
本当にあなた自身がしたい事ですか?
明日から少しこの言葉を
意識して過ごしていこう。