アラサー女のノンセクブログ

非性愛のアラサー女です。

変わってますが、何か?

 

「変わってるよね。」

 

自分の気持ちや素直な感情を

正直に言う度に言われる。

 

アラサーで独身で、

結婚願望無いし、

子どもがほしい

とも思わない。

 

食欲はあるけど、

物欲全然無いし、

対人への性欲も無いし。

 

お酒は飲まないし、

ベジタリアンだし、

毎日精進料理みたいなの

ばかり食べているし。

 

人とつるむの苦手だから、

割と一人でいる事多いし、

飲み会なんて滅多に参加しないし。

 

元々変わりたくて、

意図的に変わったわけじゃない。

気づいたら色んな事が多数派と違ってた。

 

みんなは私を「変わっている」と口にする。

けれど、そうじゃない、違うと思う。

 

私は周りの視線や反応を気にせずに、

自分の気持ちや意思にただ忠実なだけ。

周りの視線や、他人の反応は、

一切気にしない。

 

皆がAランチ頼んだって、

自分がBランチ食べたかったら、

Bランチを悩まず頼む。

 

皆が空気を読んで、

同じ値段の何か頼んでも、

自分は空気を読まないで、

頼みたいものを迷わず頼む。

 

あとから

「●●だけ、Bランチだったよね」

「●●だけ、違うもの頼んだよね」

って言われても、言われなくても、

全然気にしない。

 

「協調性が無い」と言われそうだけど、

協調性は本当に必要な時だけ発動させます。

不用意で軽率な同調は、

同調圧力の引き金になるだけだから。

 

 

人間誰しも変わっている所は、

どこかしらあるはずだ。

 

100問クイズで100発100中、

平均値の答えを出す

【超スーパーアベレージ人間】なんて、

意識して答えない限り、

そうそうに現れないだろう。

 

100問あったら数問位は、

「えっ⁈、私だけこんな答えなんだ⁉︎」

「みんな私と同じだと思ったのに…」

みたいな答えが出て来るはずだ。

 

ただ、、、不思議なことに

"回答中の自身の姿を他人に見られている

という環境になったら"

自分の意に反して、空気を読んで、

無難な回答を選び出す人が出始める…。

 

生まれないはずの

【超スーパーアベレージ人間】が

この世に誕生するのだ。

 

 

みんな何かしら個性を秘めた変わり者の

資質を兼ね備えているはずだけど、

自分の気持ちより、

他人の視線や反応を気にする人ほど、

「変わってない」部類に収まりやすく、

他人の視線や反応より、

自分の気持ちを重視する人ほど、

「変わってる」部類に弾かれやすい。

 

 

元々みんな変わっていて、

一人一人違うはずだけど、

より大多数の変わっている部類に、

自分を寄せて属し「変わってない人間」

としてノーマル生きるか、

少数派の変わっている部類に、

自分を離して属し「変わっている人間」

としてアブノーマルに生きるか、

の違いだけなんだと思う。

 

 

マジョリティー集団に、

同化するのも一種の賢い処世術だ。

動物が敵や危険から身を守るために

背景に溶け込むような

柄(模様)を身にまとうように。

 

寧ろうまく生き残ってきたのは、

周りの環境に適応して、

馴染んでいった動物達なのかも知れない。

 

同化せずに異化するのは、

一種の世間への挑戦状だ。

敢えて注目を自分に向けさせて、

批判や攻撃の対象になるからだ。

 

同化するより異化する方が、

よっぽどリスクがある。

 

協調、調和を美徳とする文化。

異質を入れなかった鎖国の歴史。

自己主張や明確な意思表示は、

出る杭と見なされ打たれる

日本社会なら尚更だ。

 

 

そんな社会にいるからこそ、

私は敢えて同化せず、異化を選択し、

変人であり続けたい。

 

そうしないと、

人は1つの個です。

「自分」と「自分以外」は違います。

唯一無二の人間です。

この当たり前の「個人の尊厳」が、

より薄れていくような気がするから。

 

 

「変わっている自分」で、

胸を張って強く生きて行く。

 

変わってる、

それが私の個性です。