アラサー女のノンセクブログ

非性愛のアラサー女です。

私が子を産まない理由

 

私が子を産まない理由の1つは、

「介護と育児のダブルケア問題」と

「兄弟リスク問題」があるからだ。

 

私の仕事は、割と忙しい業種なので、

自分が働く事だけでも割と精一杯。

 

今は疎遠な母親がもし要介護になったら、

平日の限られた時間と週末で、

なんとか最低限の世話は出来るだろう

ぐらいのキャパしかない。

 

無職の兄弟リスクも抱えているため、

私は子どもを産む選択肢は、

自分の人生には無いと幼い頃から決めていた。

(ノンセクという事もあるが…)

 

今周りは、結婚と出産ラッシュ。

 

周りの結婚した人は、そんなリスクは、

抱えていないのだろうか…と不思議に思う。

 

結婚するみんなは、

両親健在で、持病もなく、

懐にも余裕があり、

兄弟もきちんとした

定職に就いているのだろうか。

 

万が一、結婚・出産後、

両親が要介護になったら、

自分か夫が無職になったら、

子どもが病気になったら、

仕事をしながらの両立は、

本当に大変だろうなぁ…

と勝手に考えてしまうのは、

ただの心配性だろうか。

 

みんなそんな事、

自分に限って起こらないと、

楽観視しているのだろうか。

 

なったらなったで、

その時考えれば良いぐらいに

考えているのだろうか。

 

でもその最悪の末路って、

自殺か心中なんだよね。

 

私は小さい頃から

不安定な生活をしてきたから、

いつも過度な不安や心配に

怯えているのかも知れない。

 

でも可能性は無いわけでは無い。

自分が明日癌になるかも知れないし、

兄弟がアルツハイマーになるかも知れないし、

親が難病になるかも知れないし、

自分がいつまで健康で、

働いて稼げるかわからない。

 

元々恵まれた環境でない事もあるが、

担保となる安心材料が全く無い自分には、

これからの家族の事だけでも頭が痛い。

 

子どもの事なんて全然考えられない。

むしろ私にとって、子どもを産む事は、

抱えきれない負荷となり、

不安定要素が増えるに等しい。

 

そんな事も知らないで、

「結婚しなよー」とか

「後悔する前に子ども産んどきなよ」

とか言って、

自分の価値観を全面的に押し付ける人は、

本当に私にとってはただの他人でしかない。

 

相手の境遇や、家庭環境を知らなくても、

「あの人には、何か結婚しない、

子を持たない理由があるのかも知れない…」

と、相手の気持ちを想像出来ない人、

相手の今の選択を尊重出来ない人は、

関わりたいとは私は思わない。

 

そういう押し付けタイプの人に、

善良な人は少ないと今までの人生の中で、

なんとなく感覚値で学んできました。

 

子を産まない人も世の中にはいる事を、

世の中の人にもっと知ってもらいたいな。

 

マジョリティーの一般的な幸せの型が、

万民に当てはまるわけではないんです。

 

さて私は、私らしい幸せを

これからも追求して行きます。