最近感じる事は、
自分の比較対象をどこに置くかという事。
大体の人は、憧れの人、理想の人、なれない人などを対象に置きたがる。
しかし、世の中それほどの愚行は他には無い。
哲学者のラッセルは、このように述べている。
他人と比較してものを考える習慣は、
致命的な習慣である。
ビル・ゲイツは、以下のように述べている。
自分の事を、この世の誰とも比べてはいけない。
それは自分自身を侮辱する行為だ。
全くのその通りだと思う。
他人と優劣比較した瞬間、それは同時に、
自分自身を否定した事になりかねない。
「あの人は●●なのに、私は●●だから、
劣っている、優れていない。」
と自分を卑下する事は間違っていると思う。
では、自分の比較対象をどこに置けば良いのか。
そのヒントは偉人達の名言から得る事が出来ます。
自分で自分の事をどう思うか。
それは他人からどう思われるかよりも、
はるかに重要である。
BY 哲学者 セネカ
他人と比較して、他人が自分より
優れていたとしても、それは恥ではない。
しかし去年の自分より、今年の自分が
優れていないのは立派な恥だ。
BY 探検家 ラポック
つまり、比較対象は常に
「自分自身」であるべきで、
「過去の自分」と「今の自分」で
比較をすべきなのです。
「他人」と比べて「自分」が、
優っている、劣っているかでは無く、
「昨日の自分」より「今日の自分」が、
優れているかが、とても重要なのです。
「振り返ってみた過去の自分」よりも
「今日ここにいる自分」が成長出来ているかどうか。
他人は他人。自分は自分。
他人と自分は、全く違う生き物。
比べたって仕方ない。
だって、他人と自分はモノサシが違うから。
測ろうとしたって測れない。
誰しもが比較対象を履き違えなければ、
きっと「ブレない自分軸」が形成でき、
強く成長出来る魅力的な自分になれるはず。
私もそうやって日々成長して生きたい。