アラサー女のノンセクブログ

非性愛のアラサー女です。

多数決文化がマイノリティーを生きにくい社会にしている?

多数決の文化が根強くある国って、どうしてもマイノリティーに厳しくなる気がしませんか?

 

日本の小中高の義務教育時代によくある以下の光景。

 

「A(例:りんご)が良い人ー!」

「B(例:柿)が良い人ー?」

「はい、Bの方が多いから、Bにしまーす。」

 

この何気ない日常について、私的には「ちょっと待って、ちょっと待って、お兄さん!」って割って間に入りたい気分になってしまいます。

 

このよくあるやりとりで人は潜在的に「マジョリティーが優勢」と無意識に勘違いしちゃうんだと思います。

 

そしていつの間にか少数派を「あいつなんでAなんか選んでんだよ」と軽視・蔑視し、少数派の意見に「なぜ君はAにしたの?」と聞き耳を立てる事すら忘れ「少数派はとりあえず劣勢」という風に誤認している人が多くいるように思います。

 

日本は特に島国で、違う文化・人を受け入れて来なかった過去もあり「みんなと違う」という事に特に敏感な気がします。

 

もし日本の義務教育期間で決め事が多数決ではなく、じゃんけんとか違う様々な方法で決めるようになったなら、また人の考え方・価値観は少し変わるように思います。

 

「A(例:りんご)が良い人ー!」
「B(例:柿)が良い人ー?」
「じゃぁ、代表者同士じゃんけんしてくださーい」

「じゃんけん…」

「はい、今日はパーを出した人の果物が食べられまーす。」

 

みたいな。

多い少ないで決めるわけでもなく、じゃんけんに強い弱いで決めるわけでもない、新しい決め方だけど、私は新しくて良いと思うのですが…。

 

 とはいえ、昔の日本は外国人を容認せず、外国人は差別を受け、就職先もかなり限られていましたけど、ここ数年のグローバル化の流れで、段々と人も企業も外国人を受け入れるようになってきましたよね。 

 

そう思うといつか日本も、今よりセクシャルマイノリティーに寛容になる時代が来るのでしょうか。そんな日が早く来ると嬉しいな。