アラサー女のノンセクブログ

非性愛のアラサー女です。

非性愛と性嫌悪の境界線ってどこだ?

 

非性愛と性嫌悪の違いは、実に曖昧だ。

 

非性愛と性嫌悪は、全く違うと言うよりは、

ベン図のaとbが中央で多少交わり、

共通項(重なる部分)があるように思う。

 

学術的に根拠がある訳ではないが、

私の認識では、以下のような違いに思う。

(※情報として100%正しい保証は、

ありません。ご了承ください。)

 

 

【性に対して】

非性愛は、性的な嫌悪感はそれ程無く、

性的な会話などを他者とある程度出来る。

性嫌悪は、性にまつわるトピックを嫌い、

性的なもの全般に拒絶反応がある。

 

【原因の有無】

非性愛は、性行為をしない原因が無い、

もしくは不明確、掴めない場合が多い。

性嫌悪は、性行為を拒む原因が有り、

その原因が複合的な場合もある。

 

【治療法の有無】

非性愛は、原因がはっきりしない、

もしくは無いため、治療などの概念は皆無。

性嫌悪は、原因がある場合が多く、

治療で性嫌悪を緩和させたり、

治癒していくことができる。

 

 

世の中には、性嫌悪の非性愛者や、

男性嫌悪の非性愛者など、

様々なタイプの非性愛や性嫌悪者がいる。

 

無理にどちらかのカテゴリーに自分を

当てはめようとしなくても良いかも知れない。

 

しかし、どこかに所属して仲間を見つけて、

安心したいと思う切なる願いもあるだろう。

 

非性愛も性嫌悪も、

「性行為を必要としない」という点は、

貴重な共通項だ。

 

しかし結局、非性愛も性嫌悪も、

地球に生きるただの1人の人間、生物だ。

 

変に気張らなくても良いのだ。

性嫌悪者も、非性愛者も、そうじゃない人も、

「人間である」という帰属意識があれば、

世間からの排他感は多少薄まるはず。

 

悩んだ時は、引いて大きな視点から、

俯瞰して物事を捉えると、少しは楽になる。

 

大丈夫、何だかんだ

みんな同じ人間なんですよ。