アラサー女のノンセクブログ

非性愛のアラサー女です。

本当の親切ってなんだろう。

 

「何もしない。求めない。協力しない。」

一見、最大に不親切であるような姿勢が、

そのじつ、他人に対して最大の親切に

なりうる場合があることと知りましょう。

 

BY 叶姉妹

 

この言葉、とっても深いなぁと感じました。

 

「本当の親切とは何か」

優しい言葉をかける事か。

経済的援助なのか。

具体的に手を差し伸べる事なのか。

はたまた何もしない事なのか。

 

相手の置かれた状況、

相手のパーソナリティー等にも

よるかも知れませんが、

私は基本的には

「見守る」が最大の親切

なんじゃないか…という、

答えに行き着きました。

 

「大丈夫?」「頑張って!」と

言葉で励ましたり、エールを送っても、

なんか胡散臭いし、既に頑張っていて、

それでもどうしようもない状況の相手に

薄っぺらい言葉だけ投げかけても、

状況がどうにか変わるはずもない。

 

 

経済的援助は、特に要注意。

状況が好転するまでの一時的で、

短期間のという条件で援助しても、

一度経済的援助を受けた側は、

頑張らなくても手に入るお金を味を知ると、

中々その穴から抜け出せなくなる。

 

将来の自立のための一時金が、

経済的依存の第一歩になりかねない。

 

 

具体的に手を差し伸べるも、

一見すると、親切ですが、慎重に考えるべき。

 

なぜなら、

自分の力で状況を打開できずにいる人が、

誰かのサポートで、状況が好転した場合、

自分の力で乗り越える経験を奪われ、

今後も誰かの援助や支援が無ければ、

置かれた状況から抜け出せなくなる

可能性が高くなるから。

 

 

だから、私の思う最大限の親切は、

「その人ならきっと乗り越えられる!

と信じて、そっと側で見守り続ける事」

だと思う。

 

要するに、

「言葉」でもなく、

「お金」でもなく、

「行動」でもなく、

「存在」自体で、サポートするという事。

 

「辛いなぁ」と思った時に、側にいてあげる。

何も言わず、ただ相手の話を聞いてあげる。

「頑張ろう!」とする様子を側で見届ける。

そして、困難を乗り越えた時に、

一緒に「良かったね!」って喜んであげる。

 

それだけで十分な気がする。

むしろそれが出来る人は、

世の中そんなに多くない気がする。

 

というか、自分以外の誰かが

相手にしてあげられるのは、

きっとそれぐらいなんですよ。

 

でもその存在が実は、

ものすごいパワーになるんですよね。

 

「本当の親切とは何か」

これからも考えていきたい。