アラサー女のノンセクブログ

非性愛のアラサー女です。

本質を見極める力の重要性を説きたい。

 

今日は、

セクシャルマイノリティーから少し外れた

「本質を見極める力を養う事は大切だ」

というお話をしようかと思います。

 

 

私は常に物事の本質を捉えたいと考えて、

日々を過ごしています。

今回は、募金活動を例に挙げてみます。

 

募金活動自体を否定するつもりはありません。

何か行動を起こそう!と、募金する事は、

何もしないよりは、良い事だと思います。

 

また、内容によっては募金活動が、

とても素晴らしい社会貢献に繋がる場合も

あるかと思います。

 

ただ、例えば、

フ●ストファッションのお店が、

「世界の貧困国のための募金を!」

という募金活動を実施していたら、

私は恐らく募金はしないでしょう。

(「●」は「ァ」に置き換えてお読み下さい。)

 

なぜなら、

フ●ストファッションの服のように、

安価なものを大量に作るためには、

貧困国で、安い労働賃金で、沢山の人を雇い、

短時間で大量の服を作る必要があるからです。

 

つまり「フ●ストファッション」とは、

「富裕国が貧困国を利用した恩恵」なのです。

 

「フ●ストファッションが存在する」

という事は、

発展途上国が存在している」

という事です。

 

そんなフ●ストファッションの企業が、

「世界の貧困国のための募金を!」

という慈善活動をしていたとしたら、

世の中のどれだけの人々が

その矛盾に気づけるでしょうか。

 

きっと物事の本質を見極めようとしない人は、

フ●ストファッションの服を大量に買い込み、

最後に1円か、10円か、100円かを募金して、

自分は「世の為、人の為に役立った!」と、

自己満足に浸る事でしょう。

 

しかし、

物事の本質を見極めようとしている人は、

そもそもフ●ストファッション

のような服を購入せず、

それなりの職人が手間暇かけて作った、

それなりの値段がする服を、

それなりのお店で購入する事でしょう。

(ここでは家庭の経済状況については、

考慮に入れていません。)

 

つまり、

フ●ストファッションを不買する事が、

実は、貧困国に対する

1番の慈善活動だったりするのです。

 

このように、

物事の本質を見極める力を養う事は、

「誰かの為に何をする事が本当の優しさか」

を考える力に繋がります。

 

「誰かの為に何をする事が本当の優しさか」

を見極められる人は、

「自分の為に何をする事が本当の幸せか」

も見極められる人。

 

「誰かの為に何をする事が本当の優しさか」

を見極められない人は、

「自分の為に何をする事が本当の幸せか」

が見極められない人。

 

本質を見極める力を養う事が出来れば、
マイノリティーがマジョリティーに

流されやすいこの世の中で、
「自分の為に何をする事が本当の幸せか」
を見つけ出す事が出来るはず。

 

「自分の為に何をする事が本当の幸せか」

を自分の力で見つけ出したい人は、

「世の中の本質を見極める力を養う事」

が大切かも知れません。