私は、セクシャルマイノリティーのノンセクシャルですが、私自身「自分が変わっている」とはあまり思っておらず、どちらかと言えば「世の中の皆の方が変わっているのでは?」と思う位です。
避妊具がない時代って「性行為」=「子作り」だった訳ですよ。
しかし避妊具という便利な物ができ、いつの間にか「性行為」=「快楽・愛情表現」というイメージになってしまいました。
それ故に、みんな無責任に、安易に、肉体関係を持つようになりました。
しかし「性行為」の先には常に「妊娠する可能性」がついてきます。どんなに突き詰めて避妊したって「絶対妊娠しない」なんてありません。
無論、今のお相手と「すぐにでも子供を設けたい!」という方は遠慮なくすれば良いと思います。私はそのような方は別に変わっているとは思いません。
しかし、まだ責任が取れない学生の身分である方とか、経済的な理由で子供が生まれてもちゃんと育てられない方とか、そもそも子供を望んでいない方や子どもを嫌いな方なのに「性行為をする」のはちょっと変わっているのでは?と思います。(私の考えが、固すぎますかね…?)
私は側から見たら「非性愛者」ですが、私はただ「子どもを望んでいないから、妊娠するかもしれない行為をしない」それだけなんです。
それは私にしてみれば当たり前の事で、自分の筋を通しているだけなんです。
私からしたら「彼とは結婚はしなーい」と言っている女が、彼と毎週Hをしている事実の方が、異常であり、変わっていると思うのです。
「失敗したくないから酒は飲まない」「借金したくないから、ギャンブルはしない」とか「不健康になりたくないから、タバコは吸わない」と同じ「危ない橋は渡らない」理論なんです。
なのに自分が非性愛だと人にカミングアウトすると、「えー?!どういう事ー?」とか言われる訳です。(「子ども要らない」→「えー?!何でー?」ならまだ…分かる)
果たしてこの話をどれくらいの人が、理解・納得してくれるでしょうか。
誰でも良いので、共感してくださる人が1人でもいたら良いなぁ。